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ビールが変わります!!

こんにちは
話題に上がっていますので、皆さまご存知だとは思いますが・・・。
ビールは減税、発泡酒と第三のビールは増税になる予定です
平成32(2020)年、平成35(2023)年、平成38(2026)年と3段階で行う予定だそうです。

「350ml缶の場合」
~今までの課税~
●ビール・・・・77円
●発泡酒・・・・46.99円
●第3のビール・・28円

~改正後~
最終的に統一化されて全て54.25円

ビールは値下げ、発泡酒と第3のビールは値上げ、という結果になります。


2018年4月、ビールで注目すべき点はビールの範囲の拡大です!

改正後は課税対象としてのビールの範囲が拡大されました。
今までビールと呼ぶには、麦芽比率67%以上とされていました。
そもそもビールの原料は3種類。
「麦芽・ホップ・水」です。
これに、発酵を助ける、品質の調整を目的として米やトウモロコシ等の副原料が加わります。
ビールと呼ぶための定義には、これら副原料が大きく関わってきます。

副原料の比率
今回、この副原料の比率が引き上げられました。
1908年に麦芽比率67%以上とされて以来、なんと110年ぶりの改定です
麦芽比率50%以上、と緩和されました。

副原料の種類
今までは 認められる副原料の種類は米やトウモロコシ、麦などごくわずかな品目に限られていました。
改正後は味噌、お塩、コーヒー、果物、野菜、ハーブ、ハチミツ、昆布、牡蠣、わかめなど様々な品目が加えられました。


味の想像ができるもの、できないもの、本当にたくさんあります。
香りや味付けの目的で、麦芽重量の5%まで使用できます。
今まで苦いイメージの強いビールでしたが、副原料の増加によって、今後は色々な味のビールの出現に期待できそうです
フルーティな物、甘い物まで出てくるかもしれません


今回の改定で、今まで発泡酒として取り扱われてきた商品も「ビール」と名乗る事ができるようになりました
何となく、発泡酒はビールよりも格下、というイメージがありましたが、今回の改定で一気に変わりそうです。
何しろ「ビール」と呼べるんですからね

 

今回の改訂と、今後も予定されている酒税の改定。
消費者も楽しめ、市場の活性化も図れるような状況が出来あがる事を期待したいですね