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お酒と宗教の関わり

こんにちは

日本酒とワイン、どちらも世界中に人気のお酒です。
その共通点として、どちらも宗教と深い関わりがある、というのがあります。

「お神酒(おみき)」という言葉を聞いたことがありますね
大昔の人々は自然の猛威、火山の噴火や地震、台風などの自然災害を神様の怒りのせい、と考えていました
そこで、その猛威を振るう神様の怒りを鎮めるために、お酒をお供えしましたbroken heart
それが「お神酒」の始まりと言われています。

宗教の儀式に欠かせなかったお酒は、とても大切に扱われてきました。
お酒は、人々と神々が交流するときの最高の食べ物だったのです


今でも原型に近い形で伝わっているのがこの2つのお祭り。
◇新嘗祭(にいなめまつり秋に宮中で行われる新穀感謝祭
◇大嘗祭(おおなめまつり)天皇即位の年だけに催される

また、結婚式やお葬式などの通過儀礼、冠婚葬祭でも飲まれます。
これは「古い状態を断ち切り、新しい世界へと変身する」という意味があるのだそうです。

さて、古い歴史とともに歩んできた日本人とお酒ですが、他の国ではどうなんでしょうか?
有名なのが、「ワインはキリストの血と涙」と考えられているキリスト教。
聖書、最後の晩餐にはキリストが赤ワインを掲げて「これは多くの人のために流される私の地、契約の血なり」と述べたと記されています。

本当に古くから私たち人間と神との関わりがあったものなのですね。

そうそう、これは儀式でも何でもありませんが(笑)
最近は「恵方飲み」なんていうのがあるそうですよ

その年の恵方を向いて、お気に入りの日本酒を飲むだけの簡単な事ですが。
願い事を思い浮かべながらお酒をいただくそうです

日本には古くから「お正月のお屠蘇」や「ひな祭りの桃酒」など、節句ごとにお酒を飲む風習があります。
お祝い事と密接な関係がある。
これは、ワインにはない日本酒の大きな特徴ですね